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函館新聞

モルック世界大会まで2週間 準備や練習、函館熱く【函館】

モルック世界大会に向けて函館市内では毎週末に各種大会が開かれている(7月15日の第1回ざいだんモルック大会)

 23~25日に函館市の昭和公園と函館高専で開かれるフィンランド発祥のスポーツ「モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)まで2週間に迫り、市内では開催に向けた準備や出場者の練習が熱を帯びている。10日に大会主催者らが記者会見を行うほか、開催期間中の宿泊施設も混雑が予想され、地元関係者は経済効果に期待を寄せている。

 日本モルック協会(八ツ賀秀一代表理事)によると、今大会には15の国と地域から史上最多の672チーム、約3000人の選手が参加。市はアジア初の世界大会開催にあたり、今年度予算で100万円を補助。また、会場の駐車場確保や協賛企業の紹介などの面で同協会を支援する。

 同協会は10日午後4時から記者会見をはこだてビール(大手町)で実施。国際モルック連盟の八ツ賀千穂理事や大泉潤市長、日本モルック協会オフィシャル・モルックアンバサダーでお笑いタレントの森田哲矢さんらが登壇し、開催概要などを説明する。

 昭和公園では大会出場者が一層力を込めて練習する姿が見られる。七飯モルック協会の郷六優輝副会長(43)は「予選突破を目標に頑張りたい」と意気込み、同協会公認団体を運営するリートの安達力弥代表(49)は「道外のチームと対戦できるのが楽しみ。大会で函館を訪れた人が観光スポットも巡って地域を好きになり、函館がモルックの街になることにつながればうれしい」と話す。

 函館市湯川町1の花びしホテルでは、大会期間に合わせ4~5人のグループで2、3泊するモルック出場チームと思われる予約が増えているという。岡崎真介副支配人は「夏休み需要か、モルック世界大会なのかははっきりしないが、23日ごろから月末までは高い稼働率となっている」とする。

 また、市大町の函館元町ホテル(遠藤浩司社長)でも7月後半から2~4人のグループでの予約が少しずつ入り出したといい、遠藤社長=函館ホテル旅館協同組合理事長=は「23、24日は8割ぐらいの稼働率。来函する出場者には大会のついでに観光もしてもらえたら地域にお金も落ち、お盆明けの需要喚起につながる」と”モルック特需”に期待を込める。

 ■同協会は23~25日に、JR函館駅前と昭和公園、函館高専を結ぶシャトルバスを運行する。24日午前6時半~8時半の間は事前予約制で出場選手が優先されるが、それ以降は予約不要となる。また、両会場の周辺に臨時駐車場を設けているが利用申し込みはすでに終了しており、公共交通機関かシャトルバス、タクシーの利用を呼び掛けている。

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