商店街でスタンプを集める子ども達

　七夕飾りが並ぶ大通り商店街をスタンプラリーでめぐる「第９回うらかわ七夕まつり」が３日、浦河町大通商店街を中心に開かれ、大勢の家族連れや子どもたちが夏真っ盛りの商店街を歩いてイベントを楽しんだ。

　町大通商店街協同組合、浦河ショッピングセンターミオ、町中心市街地活性化対策協議会が主催し、町教委、町立図書館、まちなか元気ステーションの協力で実施。　中心市街地のにぎわいづくりを目的とした夏の恒例イベント。

　お菓子や花火などがもらえるスタンプラリーには30店が参加。子ども達は「ひこぼし」「おりひめ」「天の川神様」「カササギ」の４つのコースのいずれかを巡ってスタンプを集めた。

　受付会場の浦河ショッピングセンターミオ内のまちなか元気ステーションには、七夕かざりづくりや工作コーナーも設置し、ヨーヨーすくいなどの縁日コーナーは浴衣でまわると１回サービスとあって涼しげな浴衣姿の子どもの姿も目立った。

　イベント開始の午前10時から続々と親子連れなどが訪れ、スタンプカードをもらうと、カードに記載されている店舗を目指して商店街へ向かっていった。

　午後からのダンスの練習前に母親と参加した水上楓雅くん（三石小３年）、結葵（あおい）さん（同１年）、叶葵（とあ）さん（年中）と友人の藤村あおいさん（年長）は「行ったことがない店をまわるのが楽しみ」と話し、短冊の七夕かざりを作った後にラリーに出発。日高管内唯一の映画館大黒座や浜町通り、大通の各店舗で、出会った店主やスタッフとあいさつを交わしながら菓子をいただき、「ありがとうございました」と礼をしながら休憩所を含む８カ所を巡り、「楽しかった。来年もまた参加したい」と話していた。