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苫小牧民報

安平にワイナリー ダイナックスが地鎮祭 観光、産業振興に期待

安平町追分地区でワイン事業を進める自動車部品製造のダイナックス(千歳市)は18日、町追分柏が丘の社有地で、「(仮称)安平ダイナックスワイナリー」の地鎮祭を行った。同社や町、施工会社など関係者27人が出席。神事を執り行い、2025年9月に完成を予定する建物の新築工事の安全を祈願した。

地鎮祭でくわ入れを行う小川社長

 神事では、同社の小川真社長がくわ入れを行い、及川秀一郎町長らが玉串をささげた。小川社長は「ワイン事業を通じて地域に貢献し、町民に喜ばれるよう、優れたワインを生産する努力をしたい」とあいさつした。

 同社のワイナリーは、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションに隣接し、面積は約3360平方メートル。建物は鉄筋鉄骨コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約780平方メートル。1階をタンクや瓶詰め室などの醸造スペースとし、2階に売店を設置する。建設費は約7億円。屋根に太陽光パネル80枚を設置し、年間消費電力の約半分を賄う予定。

 生産量は、25年の醸造分で年間約1万本、28年に同約5万本が目標。赤ワインと白ワインを生産する。

 同社は、ワインの醸造に使用するブドウの栽培も進めている。町追分旭で畑を管理しており、21年から苗木を植え始めた。町民が参加する植樹祭なども開き、今年で予定していた約2万9000本を植え、シャルドネやピノ・ノワールなど16品種を育てている。

 同社のワイン事業について、町は観光や産業振興など発展につながると歓迎する。及川町長は「特産品のチーズと相性が良く、安平にとって大事な事業」と意義を強調する。あびら観光協会の小林正道会長も「ワイナリーの完成後、札幌圏から多くの観光客が訪れ、道の駅と一緒に巡るのではないか」と期待を込めた。

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