北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

釧根3高校生 ラグビー道選抜に 「チーム勝利へ貢献」

道選抜入りをたたえる看板を背に釧路工業高の森本選手

 全国9ブロックの選抜チームが日本一を争うラグビーの「KOBELCOCUP2024第20回全国高校合同チーム大会」が、8月1~3日に長野県で開かれる。釧路、根室管内から、男子は釧路工業高校の森本恵太選手(工業化学科3年)と中標津高校の高橋叶夢選手(1年)、女子は同校の佐藤椿選手(3年)が北海道選抜に選出された。3選手は全国大会での活躍を誓っている。

 同大会には北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の9ブロックが参戦する。男子はU17とU18、女子はU18の部の計3種目が開催される。

 U18男子の部で道代表に選出された森本選手は、身長174㌢、体重90㌔。持ち味は「相手にガツガツ当たりにいくこと」と笑顔で話す。ポジションは、スクラムの最前列で相手を組み合うFWのプロップを担う。

 道選抜に選ばれたが、競技は高校2年の8月に始めばかり。部活動に入っておらず、担任教諭に部活動の入部を促され、小学6年~中学3年まで柔道をやっていたことから「この体を生かそう」とラグビー部の門をたたいた。

 5月の代表選考会で動きが認められ、吉報を受けたが「うれしい半面、競技歴も浅かったので不安な気持ちもあった」。当時は複雑な心境だったとするも、活躍を期して練習を重ねたことで不安は払拭(ふっしょく)された。「体の大きい相手にもひるまず、タックルで倒していってチームの勝利に貢献したい」と力を込めた。

 U18女子の佐藤選手は2022年、23年に続く3年連続での選出。中学時代はバレーボール部で、高校からラグビーを始めた。ポジションはコートサイド後方からトライを狙うウイング。コートサイドを駆け上がる脚力と、状況に応じた積極的な声掛けが持ち味で「経験者としてこれまでの経験をみんなと共有して勝利を目指したい」と話す。

 U17男子に1年生で選ばれた高橋選手は、中学校時代、道選抜で主将を経験。フォワードのなかでも「フランカー」と呼ばれるポジション。チームでは積極的に仲間に声を掛け、チームを盛り上げるムードメーカー。「体重をもっと増やしひたむきにタックルしまくって会場を盛り上げたい」と意気込みを見せる。

  2人の選出について顧問の佐藤大計さんは「コミュニケーションを取って、がむしゃらに頑張って、多くのことを学んできてほしい」と話している。

中標津高から選出された高橋選手(左)と佐藤選手

関連記事

十勝毎日新聞

SDGs実務へ12月「一社」発足【本別】

 本別町でのSDGs(持続可能な開発目標)の仕組みづくりを検討する「SDGs・脱炭素推進協議会」(内田智大会長)は、事業の実務や橋渡し役を担う中間支援組織として、12月中旬に一般社団法人を設立...

十勝毎日新聞

「あにおび!」大団円 アニソンライブ13年の歴史に幕【帯広】

 十勝・帯広のポップカルチャーをけん引してきたライブイベント「あにおび!」の最終公演「#21」が24日、帯広市内の帯広メガストーンで開かれた。アニメソングなどのライブ演奏が行われ、大団円を迎え...

十勝毎日新聞

ごみ収集、矛盾点指摘も 市議会と市民意見交換【帯広】

 帯広市議会(横山明美議長)は23日、帯広市役所で市民意見交換会を開いた。参加した市民37人からは、加入率低下が続く町内会やごみ収集の問題などについて率直な意見が相次ぎ、「市に対する議会の追及が甘...

室蘭民報

フェリー好調/SEP船拠点/釣りモデル港 青山市長ら活用訴え、東京で室蘭..

 室蘭港利用促進懇談会が22日夜、東京都内で開かれ、青山剛市長らが首都圏から集まった港湾利用関係者に室蘭港の活用と利用拡大を呼びかけた。  同懇談会は室蘭市、室蘭港湾振興会、室蘭商工会議所など...

室蘭民報

関内小6年・平野さん最優秀賞 道地区剣道少年団研修会【伊達】

帝王学と稽古の教え、作文で堂々と発表  剣道・伊達網代道場の平野未音奏さん(関内小6年)が、稽古を通し感じたことを作文して発表する「第47回北海道地区剣道少年団研修会」で、小学生の部最優秀賞に輝...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス