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釧路新聞

みこし勇壮 市内練る 厳島神社例大祭【釧路市】

 厳島神社(菊池吉郎宮司)例大祭2日目の13日、本祭のみこし渡御が行われた。総勢400人が列をつくり、市内約15㌔の道のりをおよそ9時間かけて練り歩いた。今年は初めて小学生も参加し、釧路の夏を盛り上げるイベントに彩りを添えた。

 午前8時30分ごろに同神社を出発。北大通では蝦夷太鼓の演奏に続き、小学生の活気ある声と本みこしの担ぎ手たちの威勢のよい掛け声で会場を盛り上げた。沿道の人々は動画や写真を撮りながら、迫力あるみこしを楽しんだ。

 家族3人で訪れた釧路市在住の加藤梓さん(44)は「祭は知っていたが、みこしを見たのは初めて。子供と見られて良かった」と話し、娘の葵さん(8)も「太鼓の迫力にびっくり。おみこしもとてもかっこよかった」と笑顔を見せた。

 14日は一之宮祭(後日祭)を境内で開催。「奉納赤ちゃん泣き相撲大会」やコンブが入った「もっこ」を担いで参道を駆け上がる「もっこレース」、子供のダンスステージなどを予定している。「こども縁日」は午前10時~午後4時まで行う。

威勢よく、みこしが担ぎ練り歩いた北大通(13日午後3時10分ごろ)

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