北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

「地域社会の安心安全を確保」後藤函館税関長が着任会見【函館】

不正薬物やテロ対策などへの取り組みを語る後藤税関長

 1日付で函館税関長に就いた後藤秀志氏(58)が11日、函館港湾合同庁舎(市海岸町)で着任会見を開いた。道内勤務は初めてで、「地域社会の安心安全の確保と、地域経済の健全な発展の一助となるよう取り組んでいく」と抱負を述べた。

 後藤氏は愛知県出身。 1989年旧大蔵省入省(東京税関採用)。財務省関税局管理課課長補佐、神戸税関業務部次長、大阪税関調査部長などを歴任。前任は東京税関総務部長。

 昨年1年間に全国の税関が押収した不正薬物は合計で約2・4トンに上るなど深刻な状況が続いていると強調。特にコロナ禍からのインバウンドの回復により、海外の旅客からの密輸が増加していると指摘。航空機や増加するクルーズ客船に触れつつ「函館税関としても柔軟に対応し、国民の皆さまが安心安全に生活できるよう、円滑な通関の確保と厳格な水際取り締まりの両立に向け、体制整備に努める」とした。

 また水際におけるテロ対策も重要な任務だとし、来年は大阪で関西万博が控えていることから「引き続き緊張感を持ち、関係機関と綿密に連携しながら、テロ関連物資などの水際防止に万全を期す」と説明。このほか対ロシア経済措置の確実な履行やサプライチェーンの健全性の確保なども重要な政策課題とし、「不正輸出の防止に努めていく」とした。

関連記事

十勝毎日新聞

餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】

 帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...

十勝毎日新聞

夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。  約2万個のLED(発光ダイオード...

十勝毎日新聞

新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】

 帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス