登別青嶺高校(坪井克彦校長、317人)の3年生が、市の特産品を利用したジャージャー麺の試食を行った。試食会には地域おこし協力隊なども参加。さらに改善を加え7月5日、6の両日同校で開かれる学校祭でお披露目する。
地域を学ぶ選択授業「じもと学」の一環。今回の新メニューは昨年の3年生が考案したジャージャー麺「JAN JAN HELL麺」をアレンジしたもの。3年の木戸斗唯さん(18)が「登別にはシカが多い。エゾシカが使えるのでは」と提案し、具材を豚肉からシカ肉に変更した。
ネックとバラ肉をフードプロセッサーでミンチにした。他の動物と比べ脂身が少ないこともあり、豚肉の脂身を混ぜたものと、混ぜていないものを用意した。
味の決め手となるソースも昨年のレシピを基に閻魔(えんま)やきそばのタレを入れたバージョンと、コチュジャンベースでより辛みを利かせたソースの2種類を準備。「味が濃い」「もう少し油が少なくてもよかった」など話し合いを進めた。
アレンジした新メニューは学校祭で学校関係者などに振る舞う予定だ。
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