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室蘭民報

「えったま」のこと知って 恵まれファーム、種まきから収穫を漫画に【伊達】

完成した「たま男」と「たま美」が主役の「えったま」を紹介する漫画

 伊達の特産、越冬たまねぎ「えったま333」を生産する農家・恵まれファーム(伊達市上長和町、上野嘉博代表)は、「えったま333」の栽培方法などを紹介する漫画を作った。市内のイラストレーター「スギモトアオイ」さんの協力を受け、かわいらしいタッチで親しみやすく、子どもにも分かりやすい内容となっている。

 夏から秋に種をまき、翌年の6月下旬から7月上旬に収穫する「えったま」。冬を越し寒さに耐えることで、糖度が増し、平均的なタマネギよりも老化を抑える抗酸化力が上がると言われる。種まきから収穫までおよそ11カ月(333日)かかることから名称がついた。

 ただ、一般市民に栽培方法がうまく伝わらず「雪の中で冬を越す」「秋に収穫し冬期間倉庫に保管する」などのイメージを持たれがちだった。今回、親交のあった上野代表の妻の郁恵さんから依頼を受けたスギモトさんが快諾。上野夫妻の思いを形にした。

 漫画はタマネギの皮がめくれ顔を出す「たま男」と「たま美」のきょうだいが主人公。A5判カラーで6ページ。種まきから収穫までの流れ、特徴を小学生低学年でも分かりやすく紹介している。

 郁恵さんは「すごく評判がいいです」とにっこり。今後、「えったま」の周知活動や商談などに活用する考え。上野代表は「伊達の特徴を生かした栽培方法を多くの人に知ってほしい」と話していた。

「えったま」の漫画を作った上野さん夫妻(中央2人)とイラストレーターのスギモトアオイさん(左)

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