サウンディング調査を行う旧大滝地域活性化交流センター（上）と旧大滝学校給食センター

　伊達市は大滝区内にある「旧大滝地域活性化交流センター」（本町）と「旧大滝区学校給食センター」（大成町）の有効活用について、民間事業者などから提案、活用のアイデアなどを求めるサウンディング調査を行う。新たな可能性や周辺地域の活性化策を探る。

　市では「市公共施設等総合管理計画」に基づき、未利用資産の利活用について検討を進めている。同調査は市有地などの有効活用に向け、民間事業者の意見や提案の把握などを行い、新たな利用に向けた事業検討の進展を目指す。市内では旧有珠小学校でも行った。

　旧大滝地域活性化交流センターは大滝総合支所近く。集会所などとして活用されていた。１９９５年築の鉄筋コンクリート造り２階建て、延べ床面積は６２４平方メートル、土地（敷地）面積は２７０５平方メートル。２０１５年１０月から休止し、２１年９月末で廃止となった。

　「旧大滝区学校給食センター」は旧大滝中学校横。１９９３年築の鉄筋コンクリート造り平屋、延べ床面積は４９７平方メートル、土地（敷地）面積は２千平方メートル。２０１８年に休止し、２１年から鹿肉の加工場として稼働したが現在は使われていない。

　大滝総合支所は「民間のアイデアをいただいて、地域の活性化につなげてきたい」と多くの参加を呼びかけている。市では１４日まで両施設の現地見学会の参加を受け付けており、詳細は伊達市のホームページに掲載している。電話０１４２・８２・６７４８へ。