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十勝毎日新聞

町産イチゴの水ようかん完成 JA加工 管内4例目【足寄】

 JAあしょろ(新津賀庸組合長)が生産している、ブランドイチゴ「スウィーティー・アマン」を使用した水ようかんが完成した。新津組合長は「イチゴの甘みも感じられ、子どもから大人まで幅広く喜んでもらえる味に仕上がった。足寄の農産物をPRできれば」と話している。

水ようかんをPRする(左から)小倉会長、新津組合長、企画したティーピーパック(札幌)の齊藤和也副社長

 商品名は「足寄産苺のいちごミルク水羊羹」。温泉熱を利用し栽培した足寄産のイチゴ、大手亡豆(白インゲン豆)、道産の練乳やビートを原料とした砂糖を使用し、常温保管できる。北海道フードネットワークプロジェクト(事務局・帯広物産協会)の一環で、十勝の特産品を使った水ようかんは、JA木野の小豆、JA幕別町のインカのめざめ、JA忠類のユリ根に続く4例目。

 1年ほど前に同協会からの声掛けで商品開発が開始した。イチゴに含まれる水分量が多く、固形化が難しかったというが、水分や砂糖の量、冷やす時間を試行錯誤して完成させた。

 6日にJAあしょろで開かれた記者発表会で、同協会の小倉豊会長は「若い人にも喜んでもらえると思う」と自信を見せた。同JAのイチゴの加工品はジャム、ジェラート、高級ワインに続く商品で、新津組合長は「新たな商品開発で、地域の経済活性化と、持続可能な農業・食文化の創造に貢献できれば」とする。

 同JAのイチゴ栽培は、2012年に信州大学が開発した品種「信大BS8-9」の親株を譲り受けて始まった。16年にJA出資型法人「足寄ぬくもり農園」を立ち上げ本格化。現在はハウス16棟、5000平方メートルで、年間16トンほど収穫している。

 「足寄産苺のいちごミルク水羊羹」は同JA直売所の「寄って美菜(みな)」で販売している他、今月中にはスーパーのハピオ(音更)、帯広物産協会(JR帯広駅エスタ東館2階)、木川商店(新千歳空港内)で取り扱う。1個(75グラム)298円。

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