脂が効いた豚骨しょうゆスープに食べごたえのある太麺、厚切りチャーシューやもやしなどの野菜が大量にトッピングされた「二郎系ラーメン」の専門店が6月1日、帯広市西18南5にオープンする。店名は、「マキシマムザニンニク」。二郎系ラーメンの専門店は帯広初とし、オープン前からインスタグラムのフォロワーが800人を超えるなど、注目を集めている。
中心部で「SHARE BAR(シェアバー)」を運営する酒精堂の高城聡一郎さん(27)と、高城さんの後輩で調理師免許を持つ冨岡昇太さん(26)が、共同代表で開業。二郎系ラーメンは近年全国的に注目が集まっているラーメンのジャンルの一つで、十勝でも需要があると考えた。
年間200杯ラーメンを食べるほどラーメン好きだという高城さん。ただ2人ともラーメンの調理に関しては経験がなく、「理想の二郎」への道のりは手探りだった。基本的な作業工程はYouTube(ユーチューブ)で勉強し、コツやポイントなどは札幌の二郎系ラーメン店に電話して教えてもらった。試行錯誤を繰り返したが、なかなかスープの味が決まらず、「取りかかって2週間ほどでつまずいた」。
そんな2人に手を貸したのが、同所で1年半前までトマトラーメン店「広州 新喜」を営業していた山下哲朗さんだった。煮込む時間や隠し味などのアドバイスを受け、コクとインパクトのある一杯に仕上がったという。店長を務める冨岡さんは「味付け背脂が麺に絡みつき、止まらなくなるおいしさ」と自信をのぞかせる。
ラーメンの種類は「豚麺」(並盛り950円)のみで、麺の量やトッピングが選べる。水曜定休。営業時間は午前11時~午後2時、午後6時~同10時。駐車場は4台。
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