北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

国際交流の課外活動 静内農業高 同好会設立し活動開始【新ひだか】

イス取りゲームで和やかに交流した参加者

【新ひだか】静内農業高(赤穂悦生校長、生徒161人)で22日、外国人との国際交流を行い日本の生活に理解を深めた。生徒総会に提案し、4月26日にグローブアップクラブ(Globe―Up Club)を設立し同好会として活動。会長中島梢さん(2年)、西村若菜さん(同年)、豊嶋美咲さん(同年)、鍋木ジュリアさん(3年)が設立記念パーティーを企画した。英語科の須古洋晴教諭が顧問。

 地域に住んでいる外国人と交流し、お互いに学び合うことで、静農が新ひだか町の国際交流の要となって、もっと素敵な活気ある町づくりに貢献することが目標。

 この日は、インド出身のジャスワント・シンさん(33)と知人のニータさん親子の3人を招待。

 希望する生徒4人も参加し、自己紹介やイス取りゲーム、ピザタイムなどで話が盛り上がっていた。

 シンさんは、7年前から町内の軽種馬牧場で働き、家族4人。行政手続きなどの際に、ヒンディー語を母国語とする友人、知人などへ日本語の通訳ボランティアを行っている。町内外国人(令和5年6月現在290人)の半数近くがインド人。

 クラブでは、地域の牧場で働く人や家族との交流で、どのようなことを課題と感じているのかを調べ課題を解決するためにどのようなことをすればよいのか考えたり、留学生や海外からの訪問者を歓迎する企画や運営も行う。

 中島会長は「初めて長い時間、外国の人とお話しをする体験ができた。私たちは、教科書の情報だけを信じていたため、実際に聞くことで本当のことなのか確かめる機会になった」と話した。

 今後の予定は、6月18日~7月14日アメリカ・ケンタッキー大学生2人がインターンシップ、7月13、14日アメリカ・マサチューセッツ州からミサキ・イマイさん(17)が学校祭に来校、7月22日アメリカ・レキシントン市の生徒が来校し実習体験などが計画されている。

関連記事

十勝毎日新聞

黒板アート全国2位 南商美術部が“甲子園”過去最高位【帯広】

 帯広南商業高校(橋本功校長)美術部(山本一花部長)が高校生の黒板アート日本一を決める「第10回黒板アート甲子園」(日学主催)で最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞した。同部は9年連続の出場で、北海道・東北...

十勝毎日新聞

月の表面くっきり スーパームーン【帯広】

 今年最も大きく見える満月「スーパームーン」が17日夜、帯広市内でも見られた。帯広の森の「もりの山」では、丘の上に20人ほどが集まり、一眼レフやスマートフォンを手に撮影に挑戦していた。  ス...

十勝毎日新聞

磨いたダンス心一つに 管内小学校で学習発表会【十勝】

 十勝管内の小学校で学習発表会シーズンを迎えている。帯広市内の小学校でも多くの学校が10、11月に開催。学校の文化的行事の在り方が変化を見せる中、各校では工夫を凝らした発表が行われている。 ...

室蘭民報

ドンドン力強い音色 北海道和太鼓サミット【室蘭】

 北海道和太鼓サミットが14日、室ガス文化センター(室蘭市幸町)で行われ、団体演奏や大太鼓一本打ちの全国大会などで盛り上げた。  日本太鼓財団北海道道南支部主催。北海道文化財団共催。室蘭民報社...

室蘭民報

アイヌ民族への日ロの対応「史料によって正反対」 郷土史のつどい、作家・小..

 登別市文化協会、市文化・スポーツ振興財団主催の第60回市民文化祭のぼりべつ2024「郷土史のつどい」が15日、富士町の市民会館で開かれた。ノンフィクション作家小坂洋右さんが、先住民族に対する日...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス