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苫小牧民報

ガイド育成のための解説書 30年ぶりに改訂 仙台藩白老元陣屋資料館

白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館は、館内の展示資料を解説するガイド育成のための「解説書」の改訂第2版を100部発行した。改訂は約30年ぶりで、武永館長は「北海道遺産に選定されたことや白老東高生による館内ガイド誕生で、分かりやすい内容に改める機運が高まった」と語る。

完成した改訂版の解説書を手にする武永館長

 解説書は、同館ボランティアが来館者の求めに応じて手渡したり、史跡への理解を深めたりするために1991年10月、「案内の手引き」として初めて作成された。その後、93年3月に来館者の質問への回答などを加筆修正し「解説書」として使用してきた。大人向けに作られたもので、専門的で難解な言葉も使われており、中高生の利用を想定していなかった。

 今回の改訂版はA4判52ページ。これまでの版を「本編」とし、新たに「初級編」を加えて14ページ増量した。来館者への声掛けから始まり、各ブースでのガイドのポイントが細かく、易しい言葉で示されている。編集は、昨年度まで会計年度任用職員だった三浦和男さんをはじめ、同館のボランティア組織「友の会」の会員ら6人が手掛けた。

 同館では、白老東高生の活動を機に地元の小学生ガイドも誕生し、5月にデビューを控える。武永館長は「子どもたちにも分かりやすい解説書は、今後さらに重要性を増していくだろう」と話し、青少年ガイドの広がりや支援になることを期待している。

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