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十勝毎日新聞

迫力満点ISTロケット 道の駅に「MOMO」7号機展示【大樹】

道の駅に展示された「MOMO7号」の実物とISTの社員

 大樹町の宇宙開発企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)が製作した実物のロケットが11日、同町内の道の駅コスモール大樹に展示された。約10メートルのロケットは迫力満点で、「宇宙の町」の新しい観光の“目玉”になりそうだ。

 2020年に打ち上げを予定し、エンジンの不具合で見送った「ねじのロケット(MOMO7号機)」の初代モデル。同社は改良型を製作し、21年7月3日に打ち上げに成功した。初代モデルは倉庫に保管されていたが、今回、日の目を見ることになった。

 ロケットは全長10メートル、直径50センチ、重量は約1.2トンもあり、五つに分割して搬入。同日午前8時前から設置作業が行われ、ISTの社員6人が施設内に運び込んだロケットの胴体を慎重につなげ、完成させた。

 展示はしばらく続ける予定。道の駅を運営する町商工会の佐藤公亮さん(41)は「実物のロケットを展示している道の駅は、おそらく全国で初めて。町内の宇宙関連施設に観光客をつなげる役割を果たしたい。気軽に見に来て」とPRしている。問い合わせは同道の駅(01558・6・5220)へ。

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