一流のホースマン目標に 第46期生産育成技術者研修 全国から男女16人が入講【新ひだか】
【新ひだか】静内田原の日本軽種馬協会静内種馬場(JBBA・遊佐繁基場長)で3日、第46期生産育成技術者研修の開講式が開かれ、全国から入講した18歳から26歳までの男女16人が1年間の研修生活をスタートさせた。
研修は世界に通じる強い馬づくりを目的に、JRAの助成で1990年(平成2年)に開講。研修生は来年3月まで騎乗技術、馬の飼養管理や繁殖に関する幅広い知識に加え、牧場で必要となる作業全般を習得する。修了生はこれまでに508人おり、日高管内などの牧場で生産育成の中核を担うスタッフとして活躍している。
46期生は全国から選抜された男性9人、女性7人が入講した。開講式でJBBA職員や来賓、父母などが見守る中、遊佐場長から入講を許可された。
日本軽種馬協会(河野洋平会長)の山岸直樹事務局長(会長代読)は式辞で「新型コロナウイルス感染症や物価高騰などにより、一時期苦しい状況に置かれていた競馬産業も、ここ数年は再び盛り上がりを見せている。競馬を盛り上げて行くためには、多くのファンを引き付けるよう強い競走馬を生産、育成し競馬の魅力を向上させることが重要な課題。そのためには生産育成の分野の専門的な訓練を受けた技術者の力が不可欠。皆さんが本日から受ける研修は、騎乗技術や飼育管理など多岐にわたる。健康に留意してホースマンとしての研鑽に努め、馬を愛し、1年後には一人も欠けることなく晴れやかな笑顔で修了式を迎えられることを期待する。これからの軽種馬産業界に新たな活力をもたらす原動力になっていただきたい」と激励。
来賓の髙見芳彦日高振興局長、浮島理JRA日高育成牧場長も祝辞で期待の言葉を送った。
研修生を代表して佐々谷蓮太郎さんが「地域に根ざした軽種馬産業の担い手として、一流のホースマンを目標に、常に向上心や探究心を持ち、知識や技術を高めることを誓います」と宣誓した。
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