ゴミポストの設置 浦河町SDGsアイデアコンテスト 最優秀賞の淡路さん・辻さんを表彰【浦河】
浦河町が1月31日まで募集したSDGsアイデアコンテスト高校生以上の部授賞式が15日、町役場で開かれ、淡路琶綺さんと辻絢香さんのアイデア「ゴミアート×ゴミ箱→ゴミポスト」が最優秀賞を受賞し、賞状と記念品が贈られた。
同コンテストは人口減少や外国人の増加・多文化共生、産業の後継者不足・担い手の確保、移住・体験交流による新たな人の流れの創出、子育て世代が安心して暮らせる社会―などの社会課題に直面する中で、SDGsの普及促進、視点を持ったまちづくりのアイデアを町政に活かすことを目的に実施。
同部門には6件の応募があった。
3月に浦河高校を卒業した淡路さん・辻さんは「Atuy(アイヌ語で海の意味)Actioon」の事業タイトルで、海ごみ問題を提起。ゴミポストには海ごみを使い、ごみ拾いから作成までを一つのイベントにすることで意識向上を図る。デザインにアイヌ文様を取り入れることで、地域のアイヌ文化発信も視野に入れた。
2人は高校2年時に課題研究でSDGsについて学び、実際に海上保安庁へのインタビューや文献調査を行い、海ごみの多くは陸でポイ捨てされたごみが多いことに注目。「陸からごみを防ぐことができたら、海ごみ問題の解決につなげることができるのでは」と考えた。
役場で行われた授賞式では、池田拓町長から賞状と町内特産品3万円分を受け取り、「地域のために何かできることはないかと考えたもの。いろいろな人に知ってもらう機会になって良かった。自分たちの考えたことが認められてうれしい。特産品は2人で一緒に食べます」と喜んだ。ともに、町外へ進学するが「将来的には町に携わっていけたら」と話している。
このほか、優秀賞に荒木麻里さんの「布ナプキンバンクの設置」、鈴木舞さんの「馬の飼料袋・蹄鉄アイデアコンテスト」、林史人さんの「リサイクルの町『浦河』を目指して」が選ばれた。
関連記事
JA新はこだての「ゆめぴりか」が道南地区初の最高金賞【函館】
道産米「ゆめぴりか」の頂点を決める今年度の「ゆめぴりかコンテスト」(北海道米の新たなブランド形成協議会主催)で、JA新はこだて(横道重人組合長)が初の最高金賞に輝いた。道南地区の最高金賞は初め...
3日間で観光PR動画制作に挑戦【函館】
実践型の映像制作講座「クリエイターズキャンプ」がこのほど、函館市内で開かれた。映像制作を学びたい男女12人が参加し、函館市内でロケをしながら、わずか3日間で市の観光PR動画を制作する、過酷なミ...
振内中の統合について 平取町教委 住民説明会で方針案示す【平取】
【平取】町教委は19日、振内町民センターで「今後の振内中学校の方向性について」の住民説明会を開き、生徒数の減少が続く同校について、2027年(令和9年)4月にも平取中学校と統合する方針案をまとめ...
期間中の無事故無災害を誓う 日高東部道路維持事業協同組合 除雪業務安全大..
【様似】日高東部道路維持事業協同組合(鵜木健代表理事)は20日、様似町中央公民館で令和6年度除雪業務安全大会を開催した。本格的な除雪シーズンを前に、作業従事者ら約30人が作業期間中の無事故・無災害...
道立広域公園、基本構想案まとまる【白糠】
【白糠】町泊別に建設が予定されている道立広域公園について、道はこのほど基本構想案をまとめた。これによると、公園内にはイベント広場や屋内・野外遊戯施設、キャンプ・グランピング施設、カフェ・レストラ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
4函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
5これからも進化を 喜びに沸く下河辺牧場【日高】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】