来場を呼び掛ける出演者と、公演で使用予定の衣装

　函館市内を拠点に活動する劇団「だいたい企画」（林佐和子代表）は１６日午後７時半、１７日午後１時半、午後５時半、市芸術ホールリハーサル室で、リバイバル公演「初心忘るべからず」を開く。

　同劇団は２０１９年旗揚げ。０３年から活動していた劇団Ｇ４から独立し、現在は市内在住の３０、４０代女性５人が中心となり活動している。

　今回は、旗揚げ公演で上演した、物語のプリンセスたちのその後を描く「プリンセスパーティー」のほか、朗読ソロユニット「マイストーリートルテ」の米谷志緒さんをゲストに迎えた朗読劇「牡羊座ガールと天秤座ガール」など、東京で５年間役者や脚本家などとして活動した経験を持つ、同劇団の安達可奈さんの３作品を客演含め計７人で披露する。

　「プリンセスパーティー」の演出を担当する山本彩さん（３２）は「前向きな気持ちになれる作品ばかり。前回とは出演者も変わるので、見たことある人もない人も楽しんでもらえるのでは」と話し、今回初めて出演する中西詩織さん（４０）は「中学生の頃からお芝居をいつかやってみたいと思っていた。力を合わせて作りあげているので、笑って（心が）温まってもらえたらうれしい」と意気込む。

　料金は一般１５００円、学生１０００円、小学生以下無料。当日５００円増。予約は二次元コードから。問い合わせは同劇団（sawarin2211218@gmail.com）へ。