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室蘭民報

冬の避難所、備えは? 4寺院が研修【室蘭】

氷点下2度、積雪50センチ想定

協力して避難所運営を模擬体験する参加者ら

 災害時の一次避難所として室蘭市と協定を結んでいる4寺院による室蘭避難所寺院の会は7日、避難所運営ゲーム「Doはぐ研修会」を御前水町の願隆寺で開き、参加者が厳寒期の災害を想定した避難所の運営対応などを学んだ。

 同寺や本教寺(常盤町)、本光寺(本輪西町)、光昭寺(輪西町)の4寺院の住職や町会役員ら11人が参加。Doはぐは、真冬に直下型地震が発生し、電気などが使えないという条件の下、次々にやってくる避難者を適切に受け入れ、グループで話し合いながら避難所の課題を解決していく防災教育教材。市の防災対策課職員がサポート役を務めた。

 真冬に内陸直下型地震が発生、気温は氷点下2度、積雪は50センチなどと想定。参加者は2班に分かれ、避難所となった学校の体育館や校舎敷地の平面図に本部や受付場所を設定した。

 その後、年齢や性別、家族構成、ペット連れや持病を抱えた人など、さまざまな情報が書かれた避難者カードを、体育館内や教室に配置した。支援物資の配布方法や設置場所を話し合って決めた。

 栄町から参加した森川慎介さん(76)は「避難所を運営する際に、何が必要なのか分かった。今後の参考にしたい」と話した。

 同寺院の会は、東日本大震災や1月の能登半島地震で、寺院が臨時的な避難所となるケースがあり、公的支援が行き届かない万一に備え、避難所としての対応を学ぶために実施した。

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