プログラミングを用いてロボットを操作する子どもたち

　脱炭素や環境啓発のイベント・第１回むろらんゼロカーボンフェスタが１８日、室蘭市中島町のＦＫホールディングスきらんで行われ、親子連れらが展示・体験を通して環境保護の重要性を再確認した。

　室蘭こども環境フェスタとの同時開催。市内外企業・団体が約２０のブースを設けて体験コーナーを用意した。

　イオン北海道は、エコバッグ作りを用意した。子どもでも持てるサイズのバッグに、クレヨンで動物や植物の絵、模様を自由に描いた。ＮＰＯ法人はちどりプロジェクトは、廃油から作られた石けんをカラフルに色付けするデコ体験を企画した。法人の取り組みを説明したほか、事業概要のパネルも並べた。

　室蘭民報みんなの水族館は、ウニの殻を用いた工作体験を用意。太平電気はクレーンロボットの操作体験を展開した。

　このほか、間伐材の割り箸を用いたマジックハンド作り、燃料電池を動力としたラジコン操作、ＬＥＤランタン作りなどが行われ、家族連れは豊富な体験メニューを通して環境保護の重要性を学んだ。

　会場では水素自動車からの給電によるキッチンカーが並んだほか、スタンプラリーも行われた。