氷結した水の流れが岩肌を覆っているフンベの滝

　広尾町内の沿岸部を走る国道３３６号・黄金道路の「フンベの滝」が氷結し、ドライバーや観光客らの目を引きつけている。

　湧きだした地下水が幅約１５０メートルにわたり、十数メートルの高さから道路脇に流れ落ちる滝。冬場は凍った水の流れが岩肌を覆い、自然の造形美を観賞できるスポットになっている。

　１３日は快晴で、太平洋から昇った朝日に氷瀑（ひょうばく）が照らされ、大きなつららが輝いていた。冷え込みが厳しくなる２月に向けて、氷結はさらに進む。

　上川管内美瑛町から趣味の写真撮影で訪れた大槻和義さん（５３）は「これほど間近に凍結した滝を見るのは初めて。ライトアップすると面白いのでは」と話していた。