飲食事業や外国人材サポートなどを手掛けるリアニード大千(帯広、市川霏霏代表)は13日、市西2南19に中華料理の「萬彩 帯広店」をオープンした。池田町の本店に続き2店舗目。広々とした店内で「カジュアルなのに本格的」な中華を提供し、ファミリー層や個人客など幅広い世代に親しまれる店を目指す。
同社は中国出身の市川代表が2017年に立ち上げ、コロナ下の21年2月に本店をオープン。メニューの豊富さと中国人シェフによる本格的な味が評判を呼び、事業開始以来、経営も右肩上がりだったという。遠方から来訪するリピーターも一定数おり、「通いやすい帯広に店を出してほしい」という声が多数寄せられていたことから、開店を決めた。
新店はイオン帯広店の北東に位置し、元中華料理店「餃子坊」跡地。建物と土地を購入し、内外装を全面改修した。3階建ての1階部分が店舗で、面積は約281平方メートル。2、3階は事務所。
本店で人気だったあんかけ焼きそばやエビチリなどの定番中華の他、帯広店限定の金糸エビマヨ(1180円)、黒酢鶏炒め(1080円)など80種類以上のメニューを提供する。
1人用カウンターやボックス、テーブルなど合わせて80席あり、大人数の受け入れが可能な宴会場も用意。店内はさまざまな年齢層が楽しめるよう、カジュアルで開放感のある設計にした。店外には中国から取り寄せた、等身大のパンダの置物が置かれている。専務の王子墨さん(33)は「リーズナブルな値段でぜいたくな料理を提供。味には自信があるので、たくさんの人に食べに来てほしい」と話している。
営業時間は、昼の部が午前11時~午後3時、夜の部が午後5時~同11時(30分前ラストオーダー)。年末年始以外は毎日営業。問い合わせは同店(0155・66・8687)へ。
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