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網走タイムズ

英語で質問「緊張します」 各国の人たちと直接会話 桂陽高普通科の3年生

キムリーさんに英語で質問する生徒

 【網走】外国人と直接会話することで、英語でのコミュニケーション能力を養おうと、網走桂陽高普通科の3年生が、海外在住者と会話する授業に取り組んでいる。恥ずかしがったり堂々としたりと、生徒の反応はさまざまだが、外国人が話す生の英語に触れることでコミュニケーションの大切さを学んでいる。

 普通科の科目「コミュニケーション英語Ⅱ」での取り組み。普通科2クラスの生徒が、グループごとで外国人に英語で質問する。

 会話する外国人は、来校してもらったり、インターネットを通じ、オンラインで会話。都合がつかない相手は、ビデオメッセージでやり取りする。

 オンラインでつなぐ相手は国内在住の人もいるが、イギリスや韓国、フランス在住の人もおり、まさにワールドワイド。いずれも同科目を担当する本谷恵美教諭が、海外で知り合った人たちという。

 初回の授業では、市内に住む道教委の外国語指導助手、キムリー・ミッチィリーさんが来校。生徒たちの質問に答えた。

 南アフリカ出身のキムリーさんに、生徒たちは「ホワッツ ア フェイマス プレース イン サウスアフリカ?」(南アフリカの有名なところは?)、「カルチャー ディファレンス イン ジャパン?」(日本との文化の違いは?)などと英語で質問した。

 キムリーさんは、1人1人の質問をじっくりと聞き、答えていったが、もちろん回答も英語。生徒たちはうなずいたり、ちょっと首をかしげたりと、さまざまなリアクションをみせていた。

 また、文化の違いとしてキムリーさんは、南アフリカで主食とされている「パップ」を紹介。生徒たちは英語の説明にちょっと〝はてなマーク〟だったが、写真を見せてもらうと「おいしそう」と笑顔になる生徒も。

 質問した生徒の1人は「すごく緊張した。『日本のコメを使っている』とか言っていたのは、何となく分かったけど、全部の答えは何回も聞かないと分からない」と話していた。

 授業を終え、キムリーさんは「質問もみんなよく考えていて、良かった」と、生徒たちをほめていた。

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