数量限定販売のあすなろオリジナル「レッドルバーブ」入りのシュトーレン

「あるそ～れ」で３５０個

　洞爺湖町入江のデイセンターあすなろでは、クリスマスを前にドイツ伝統の焼き菓子シュトーレンの製造がピークを迎えている。地元産の品質の良い「レッドルバーブ」をドライフルーツに自社加工。控えめな酸味が程よいアクセントとなっており、毎年人気の製品。３５０個の数量限定で販売している。

　シュトーレンの本場ドイツでは、クリスマスを待つ４週間、少しずつスライスして食べる習慣がある。

　アルコール分を飛ばしたラム酒でレーズンやオレンジピール、レッドルバーブなどのドライフルーツを１週間漬け込み、アーモンドと一緒に練り込んで焼く。風味豊かでしっとり滑らかな生地に仕上げる。

　あすなろでは１８年前から製造。１１月中旬から製造し、賞味期限は４０日と長いのも特長。地元のほか、札幌圏からプレゼント目的で購入する人も多く、早めの購入を勧めている。

　製パン事業担当支援員の長澤千津子さんは「シュトーレンはいろいろな食べ方があり、薄く切って少しづつ食べるのが一般的。コーティングされた砂糖を、切り落とし甘さを自分好みに調整して食べられる。日が経つにつれて風味が変化し熟成された味が楽しめる」と食べ方を教えてくれた。

　１箱１８００円（税込み）。発送にも対応、送料は２箱まで６００円、３箱以上で無料。伊達市と洞爺湖町内は配達も行う。あすなろと隣接する、天然酵母手づくりパンの店「あるそ～れ」で販売している。営業時間は午前１０時～午後３時。火曜定休。

　問い合わせ、注文はあすなろ、電話０１４２・７４局３９８８番へ。