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久保社長(右)に藍の粉末を手渡す生徒
菓子処久保、6日から販売
伊達の名産、藍を活用して地域との交流を深める伊達高等養護学校(吉野隆宏校長)は、地元和菓子店、菓子処久保(末永町)とコラボし「藍まんじゅう」を商品化した。地元石材店の浪越石材(弄月町)の協力で開発した藍の粉末を生地に練りこんだ逸品。あす6日から数量限定販売する。関係者は「伊達を代表するお菓子になってほしい」と期待を込める。
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6日から菓子処久保で限定販売される「藍まんじゅう」
同校で取り組み3年目を迎えた「藍でつながる伊達愛プロジェクト」の一環。今回は「食を通した連携」を模索。同プロジェクト担当の教諭が浪越石材に粉末づくりを相談。その結果、乾燥した藍を石臼でひくと香りが際立つことに気付いた。藍の粉末を混ぜたまんじゅうは菓子処久保に依頼し、白い生地に青みがかった粉が混ざる新製品を作り上げた。
8月に試験販売を行ったところ、5日間で約100個が完売。大きな手応えを得て、同月下旬から生徒が交代で石臼をひき、必要量の粉を仕上げた。
生徒らは一足早く「藍まんじゅう」を試食。黒田嵩大さん(1年)は「風味を感じられ、おいしかった」、石澤柊さん(2年)は「あんとの相性が抜群ですね」と笑顔を見せた。
新製品は1個120円(税込み)。6日午前9時から、菓子処久保で藍の粉がなくなるまでの間製造・販売する。同校は「時間をかけて研究し完成したもので、品質には自信がある。ぜひ食べてみて」と呼びかける。
事前予約も受け付ける。問い合わせは同店、電話0142・23局3672番へ。
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