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室蘭民報

目を引く絵画、彫刻70点 「飛生芸術祭」17日まで【白老】

白老を包む光を表現した船越さんの絵画

 飛生アートコミュニティー(国松希根太代表)主催の飛生芸術祭2023が17日まで竹浦の同コミュニティーで行われており、道内外のアーティスト28組の絵画や彫刻など約70点が展示されている。

 同コミュニティーは1986年3月に閉校した旧飛生小を活用し、同年4月に設立された共同アトリエ。同芸術祭は年に1度、校舎やグランド、周囲の森を一般開放し、作品発表の場として実施している。

 京都を拠点に活動する船越菫さん(27)は6点を展示。アヨロ海岸の岩肌にインスピレーションを受け、白老の海や森、木など滞在した春の白老の光を表現。油彩でパテで何度も色を塗ってぼかし、ピンボケした写真のようなやわらかい質感を出した。

 初日の9日には苫小牧地方法人会白老地区会の清水尚昭会長らが訪れ、25万円を寄付。清水会長が国松代表に目録を手渡した。

 清水会長は「引き続き、芸術文化を通して地域に貢献してほしい」と述べた。国松代表は「ここで時間をかけて生まれた作品を見てもらう場。集客以上に伝わるものがお客さんにもあると思う。地道ではあるが長く今後も続けていきたい。地元の法人会や企業がバックアップしてくれるのは心強い」と感謝した。

 芸術祭の時間は午前10時~午後4時。入場料はドネーション(寄付)制。

国松代表(右)に目録を手渡す清水会長

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