メロン街道でオープンした原農園の直売所

　伊達市有珠地区を走る国道３７号沿いの通称「メロン街道」で農家の直売所が次々とオープンしている。きれいな網目の入った大玉のメロンが芳醇（ほうじゅん）な香りを漂わせ、ドライバーや観光客を引き込んでいる。

　メロン街道では１１日まで３カ所ほどがオープン。このうち原農園（本店・東有珠町、原将晴代表）は、９日に伊達市街地側の南有珠町の支店の営業を始めた。今季はハウス、路地の計１３０アールほどに作付けた。青肉の「キングメルティ」、赤肉の「ルピアレッド」を販売している。

　夜間と日中の寒暖差もあり、甘さは増し、糖度は１５～１７度という。元代表の原一晴さん（６６）は「平年以上に大きくなっている。甘くておいしいのでぜひ買って行ってください」と笑顔でＰＲしている。はしりの今は１キロ９５０円で販売している。

　同農園は今月下旬ごろから、洞爺湖町方面の本店もオープンさせ、９月下旬ごろまで並べるという。詳細は同農園支店、電話０１４２・３８局２０６４番へ。