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室蘭民報

3代続く味いかが 総菜屋「マルソウしが」開店【室蘭】

マルソウしがをオープンし、祖父の味を引き継ぐ康生さん

「輪西を活性化したい」

 室蘭市輪西町の商業施設ぷらっと・てついちに総菜屋「マルソウしが」が5日、オープンした。運営するのは、同施設内の「ラーメン鉄平」店長の志賀康生さん(42)。康生さんの祖父・敬さんは「志賀商店」を開業し、父・敬二さんは「志賀綜合食料品店」元専務として、共に同地区の商業発展の基盤をつくった。康生さんは、祖父の天ぷらの味を再現し「祖父が商売人としての一歩を踏み出した輪西で、新しい商売の形でまちの活性化に貢献したい」と展望している。

 マルソウしがは、ラーメン鉄平の横で、昨年末に閉店したカフェの跡にオープン。「出来合いの冷凍食品ではなく、地場産食材を使ったおいしい総菜を提供したい」と開店を決めた。メニューはカレーや豚汁と、天ぷらやとんかつなど日替わりの総菜。テイクアウトはもちろん、店内で食事もできる。

志賀綜合食料品店の創業者、志賀敬さん(40歳ごろの写真)

 店名やコンセプトは自らの家系ルーツに由来する。康生さんの祖父・敬さんは、戦後1948年、26歳ごろに輪西町の闇市だった「鉄の街市場」内で志賀食品を創業した。

 地元産食材で天ぷらやコロッケ、魚のすり身などを手作りし販売。評判を呼び、50年代には総合スーパー「志賀食料品店」を同町と登別市鷲別町に2店舗構えるまでになった。

 鉄の街市場組合代表に就任するなど、81年に59歳の若さで逝去するまで、同地区で商業発展の中心的役割を担った。

 康生さんの父・敬二さん(67)は兄の辰哉さん(故人)と81年に後を継ぎ、専務として志賀綜合食料品店経営に尽力。店で揚げる天ぷらや総菜は、敬さんのレシピが元になった。11年の閉店まで、食品スーパー地場大手として市民に親しまれた。

 敬二さんも週に一度店に立ち、志賀綜合食料品店時代の天ぷらを再現し提供する。敬二さんは「創業者の魂を若い世代が引き継いでくれてうれしい」と目を細める。

 同店のもう一つのコンセプトは「地元みんなで作る」。週末と祝日はチャレンジショップと称して、店舗の一角を有料で貸し出し、店を持たない人が商品を対面で販売できる機会を提供する。

 マルソウしがの営業時間は午前10時~午後3時。定休日は土日・祝日。

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