ＣＵＢＥＲＵ・Ｇｒｅｅｎ＆Ｃｏｆｆｅｅ店内の完成イメージ図

　建設資材・園芸用品・ガス販売などを手がける上田商事（登別市新川町、上田朗大代表取締役）は、敷地内にある自社倉庫を全面改装し、新たに園芸ロースタリーカフェとして６月下旬にオープンさせる。

　元々、ユアーズ園芸館などでバラや宿根草などガーデニング植物、園芸用品などに力を入れてきた同社。「園芸とコーヒー焙煎所を備えたカフェを融合させ、地域がにぎわい、生活に彩りを添えるお店を」との思いから店舗創設に至った。

　店名は「ＣＵＢＥＲＵ・Ｇｒｅｅｎ＆Ｃｏｆｆｅｅ（クベル・グリーンアンドコーヒー）」。園芸や雑貨商品コーナーにカフェを併設。自家焙煎所でローストした「スペシャルティコーヒー」を提供し、園芸や植物を眺めながら、ゆったりとくつろげる、全く新しいコミュニティー空間となる予定だ。

　カフェでは焙煎したコーヒー豆の販売を行うほか、ソフトクリームや軽食類も提供する。

　また、今回リノベーションした建物には、カフェのほか、同社の一部部門が入居。園芸や建築資材のノウハウを生かし、カフェ全体がガーデニングやエクステリア設計のプランニングをする、ショールームとしても展開させていく。

　ＣＵＢＥＲＵ・Ｇｒｅｅｎ＆Ｃｏｆｆｅｅの廣田健一店長は「長年の“地域にこんなお店があれば”と社全体の構想を結集させたカフェです。オープン後は、おいしいコーヒーと彩り豊かな植物を眺めに来てほしい」と呼びかけている。