「らんまん」のモデルである牧野富太郎がラベルに描かれている「花と恋して」

ラベルに牧野博士描く

　室蘭市水元町の宮本商店（宮本新司店長）では、現在放送中のＮＨＫ連続テレビドラマ小説「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎博士にちなんだ日本酒「花と恋して」を販売している。

　高知県佐川町出身の植物学者牧野博士を朝ドラにと、同町の有志らが２０１８年から活動を開始。朝ドラ誘致に貢献した酒の製造・販売の司牡丹（つかさぼたん）酒造が、放送開始に合わせ牧野博士をラベルにあしらった新商品を発売した。これまでも「花と恋して」の純米酒はあったが、新商品は純米吟醸酒。フルーティーで口の中でソフトなうま味が広がり、爽やかな後味が残る。

　宮本商店の宮本店長は、以前、同県を訪れた際にお世話になった方々に恩返ししたい、と同社の商品の扱うことに。「この日本酒を飲み、室蘭の人たちにも高知県の良さを知ってもらいたい」と話している。

　原料米は同県産の酒米で永田農法作り「山田錦」を使用。アルコール度数は１５～１５・９％。７２０ミリリットル、１９９９円（税込み）。

　問い合わせは同店、電話０１４３・４３局１７００番へ。