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日高報知新聞

2組4人に修了証 新ひだか 新規就農者が町内で営農開始【新ひだか】

右から大野町長、修了証を受け取った須釜さん夫妻(中央右)、金澤さん夫妻(同左)、有田会長

【新ひだか】町内のミニトマト農家や静内ハウス団地で研修を終え、4月から新規就農者として町内で営農をはじめた2組4人に4月28日、役場静内庁舎で大野克之町長から研修の修了証が授与された。

 町や農協、農業指導士などによる町農業担い手育成支援協議会(有田英二会長)と関係機関による町農業振興対策協議会(会長・大野町長)は連携しながら農業後継者の育成支援をバックアップしている。町農業研修制度は2012年度(平成24年度)から始まり、現在20組33人が就農している。

 今回就農したのは、農業研修第10期生でミニトマトを生産している須釜克俊さん(34)、澄香さん(26)夫妻=愛知県豊川市=と、金澤保弘さん(44)、圭子さん(43)夫妻=余市町=の2組。

 須釜さん夫妻と金澤さん夫妻は町内農家や静内目名の静内ハウス団地で2年間の研修に励み、静内田原と目名でそれぞれ新規就農している。

 須釜さんは「農業の基礎となる部分の指導をいただき感謝。農家や担い手育成協議会の皆さんに手厚いご支援をいただき、研修を終えることができました。これからは夫婦で、責任を持って積極果敢に農業に挑戦して、結果をもってこの地域に貢献していきたい」、金澤さんは「2年間の研修で農業に夢中にさせていただいた。いろいろな方々にお世話になり、家族5人生活することとなり感謝。初心を忘れないで、たくさんの壁にぶつかりながら、指導をいただき前に進んでいきたい」とそれぞれ抱負を話した。

 大野町長は「これからは、自分で責任を持ってやっていくことになりますが、まず、楽しみながら仕事に取り組み、生活してほしい。町として今後も支援していきたい」、有田会長は「心からお祝い申し上げたい。5年後の認定農業者を目指して、一生懸命働いて儲けていただきたい」とそれぞれ激励の言葉を送った。

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