高所作業車の上から見る二十間道路桜並木＝24、25日＝

【新ひだか】二十間道路桜並木を会場に「第60回しずない桜まつり」（実行委主催）が24日、開幕した。21日にエゾヤマザクラの開花が宣言され、25日正午に実行委が満開宣言した。サクラの開花は昨年より４日早く、満開も昨年より４日早まっり、連日、道内外から訪れた観桜客でにぎわっている。

　24、25日に行われた高所作業車の上から見る桜並木と雄大な日高山脈には、行列ができ空から見る桜並木に歓声を上げていた。

小雨の中、夜桜ライトアップに訪れた観桜客＝26日夜＝

　26日には１日だけのサクラのライトアップが行われ、朝からのあいにくの雨模様の中、夕方にまつりメイン会場の花のトンネルの奥周辺がライトアップされ、すっかりピンクに色づいた並木を散策する家族連れやカップルが多く見られた。

　まつり後半は、28日に博物館長の「ココ見て！龍雲閣」（午前11時～正午、午後２時半～３時半）や、Ｒａｄｉｏしずない公開生配信（正午～午後２時）、29日は静内農業高校の出店（午前９時～正午）、中札内村出店（午前９時～午後３時半）、静高生の手作り！御桜印配付（午前９時～、なくなり次第終了）、29、30日は静内小唄保存会舞踊披露（午後２時と３時）、上から見る桜並木と雄大な日高山脈・熱気球（午前７時～10時、大人３千円、子ども１千円、高さ20㍍・約８分、天候により中止する場合もあり）などのイベントが続く。

　花のトンネル横では、新ひだかイベント出店組合から計24店舗が出店し、さまざまな土産物や食べ物が販売されている。

　また、二十間道路桜並木に来場した観桜客は、24日５３３５人、25日８９４７人、26日３８０１人（うち８４０人が夜桜）となり、これから本番を迎えるゴールデンウイークは、さらに大勢の観桜客が訪れる見通しだ。しずない桜まつりは30日まで。