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日高報知新聞

「感動を与えられる騎手に」 浦河町出身 宮内勇樹さん騎手デビュー【日高】

騎手デビューを果たした宮内さん

【日高】19日に日高町の門別競馬場で開幕した2023年のホッカイドウ競馬「グランシャリオナイター」で、浦河町出身の宮内勇樹さん(20)ら2人の新人騎手がデビューした。宮内騎手は6鞍に騎乗し、8レースで5番人気2着に入るなど奮闘。スタンドには浦河町初の道営騎手を応援しようと多くの人が駆け付けて声援を送った。

 宮内騎手は2002年(平成14年)4月27日生まれ。身長165㌢、体重48㌔。川島洋人きゅう舎所属。小学2年からポニー少年団に入団し、小学5年から浦河乗馬スポーツ少年団へ。浦河高では馬術部に入部。第41回日本乗馬少年団連盟馬術選手権大会準優勝。

 デビュー初日の成績は、8着(1番人気)、5着(8番人気)、8着(4番人気)、2着(5番人気)、9着(7番人気)、7着(8番人気)。厳しい勝負の舞台で初勝利とはならなかったが、騎手デビューを目指し日々研さんを積み重ねてきた安定的な騎乗技術で日高の競馬を盛り上げた。

 宮内騎手は「まだまだ未熟な騎乗で、馬の良いところを出し切れなかった」と悔しさをにじませながらも、「騎乗した馬を一つでも上の着順に持ってこれるように頑張ります。皆さんに感動を与えられるような騎手になりたい」と前を向いた。

 浦河町から応援に駆け付けた富菜勝美さん(67)は、昨年までポニー少年団に携わった一人。「自分の子だけでなく子どもたちの成長や夢を応援するのも楽しい。皆が騎手デビューを首を長くして待っていた。頑張って乗ってくれればチャンスは出てくる」と話し、宮内騎手の騎乗を見守っていた。スタンドには乗馬や牧場関係者、小中学校時代の恩師、家族らも駆け付け、横断幕を掲げるなどして、この日の最終レース終了まで宮内騎手に声援を送っていた。

 2日目の20日は3レースに騎乗した。

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