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釧路新聞

地域の坂分かりやすく命名 湖畔小児童会、防犯防災で取り組み【釧路】

小向社長(後列左から3番目)に命名書を手渡す戸田委員長(同4番目)ら湖畔小児童会学習委員会のメンバー

  釧路市立湖畔小学校(秦直人校長、児童数342人)の児童会は初の取り組みとして防犯、防災のため、校区内5カ所の坂に名前を付ける活動に取り組んできた。このうち、銭湯「晴の湯」(武佐2、小向秀明社長)前の坂を「はるの坂」と命名したことから15日、晴の湯を訪れ、小向社長に命名書を手渡した。

 釧路市の中心部から約3㌔㍍東の丘陵地帯に位置し、校区内には坂が多くある。同校は、それぞれの坂に分かりやすい名前を付けることで、事故や災害などが発生した際に場所が容易に特定できるといった防犯、防災の観点から、昨年8月に児童会学習委員会(戸田このか委員長)に取り組みを提案した。

 これを受け、同委員会では協議を重ね、校区内に、はるの坂をはじめ、いこい坂(デイサービス武佐いこい裏)、ようちえん坂(湖畔幼稚園横)など5カ所の坂の名前を考案。メンバーが協力してタブレット端末を活用し、教員の支援も得て地図が添付された命名書を製作した。

 命名書を手渡した戸田委員長は「児童たちだけではなく、地域の人にも坂の名前が浸透し、親しみをもって末永く使ってほしい」と笑顔を見せた。小向社長は「子供たちに晴の湯の場所が認知され、名前を付けてもらってうれしい。今後も頑張って営業しなければ

 という良いプレッシャー にもなります」と話していた。 同委員会は今後、名前を使用した4カ所の施設などを訪問して命名書を手渡す。

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