返礼品「鮭いくら醤油漬け」最高位 女性誌「ESSE」主催グランプリ【別海町】

記念の盾を手にする海老澤部長と曽根町長(左から)

総合グランプリを受賞した「北海道産・鮭いくら醤油漬け」(別海町役場提供)
【別海】町のふるさと納税返礼品「北海道産・鮭いくら醤油漬け」が、女性誌「ESSE(エッセ)」が主催する「ESSEふるさとグランプリ2022」で、全国21自治体の32品目中、最高位の総合グランプリに輝いた。また「北海道別海町産べつかいのバター屋さん・グラスバター」は銘品部門で金賞、「鹿肉お楽しみ計1・2㌔セット」は肉部門で銀賞を受賞した。町のふるさと納税の寄付額は昨年末現在で65億6000万円(前年同期22億4000万円)と前年比3倍で、魅力ある返礼品が好評を博している。
エッセ読者による全国のふるさと納税返礼品の魅力ナンバーワンを決めるコンテストで、食品は「魚介・水産加工品」「肉」「菓子・果物」「銘品」の4部門に分けられ審査された。イクラは高級料亭で小丼として試食会で提供され、発信力のあるインフルエンサーと呼ばれる女性20人が、主婦目線で「返礼品のおいしさ」「生産者のこだわり」「寄付金の使い道」などを審査した。
イクラは味はもちろんのこと、サケ資源の回復に向けた自然と共存する地域の人々の取り組みなど地域性も評価され、審査員からは「粒が大きくて、ぷちぷち感がたまらない」「イクラ本来の濃厚な味が美味」「サケ漁師を応援したい」などと高評価で、総合グランプリを射止めた。審査結果は同誌の新春特大号に掲載されている。
27日には同グランプリを共催する広告会社フェザンレーヴ(東京)の海老澤光徳人材開発部長ら3人が町役場を訪れ、曽根興三町長に記念の盾を手渡した。曽根町長は「職員の一生懸命な頑張りで町をPRできてよかった。今年は大きく寄付額が伸び、町としても財政的にありがたく思っている」と謝辞を述べた。
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