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函館新聞

カボチャ、ユズ店頭に 22日は冬至【函館】

カボチャやユズが並ぶベジ旨マルシェkawasakiの専用コーナー

 22日は二十四節気の一つで、一年で最も昼の時間が短い「冬至」。冬至の風習に合わせ、函館・道南の青果店やスーパーの店頭には、カボチャやユズが並んでいる。カボチャを食べて栄養をつけ、ゆず湯に入ると風邪をひきにくいとされる。

 函館市本町のシエスタハコダテ内の「ベジ旨(うま)マルシェkawasaki」(川崎保江店長)は、専用コーナーを設け販売を強化。道産カボチャ100グラム43円で、4分の1カット、2分の1カット、1玉売りと家庭で調理しやすいよう工夫を凝らしている。ユズは高知産1個162円。このほか、ゆで小豆缶225グラム入り297円、乾燥豆500グラム入り普通小豆が540円、大納言が702円と品ぞろえは豊富。「12月22日(木)は冬至です」と書いたポップ(広告)を貼り、来店客にアピールしている。

 季節物に対する市民のニーズは強く、20、21日が最も売れるという。野菜ソムリエプロの資格を持つ川崎さんは「小豆とカボチャを煮た『いとこ煮』がお薦め。昔ながらの風習を大事にして一年を健康に過ごしてほしい」と話す。

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