釧路産ツブ ブランド化 2商品開発、全国で発売【釧路】
日本航空(JAL)はJALふるさとプロジェクトの一環として、各地の素材を生かした商品開発を手掛ける「もへじ」(東京)と連携し、釧路産「ツブ貝」を使った二つのオリジナル商品を開発。20日から全国のカルディコーヒーファームで順次販売を開始した。この日はイオン釧路店(釧路町桂木1)1階の同店舗前でプロモーションが行われ、JALふるさとアンバサダーらが買い物客に商品をPRした。
JALは、ネットワークを生かした地域特産品発掘などの地域産業支援や、交流人口の創出による観光振興など、地域活性化を継続的に支援するプロジェクトに取り組んでいる。釧路産ツブ貝を使った商品開発は、「ひがし北海道ブランド化推進協議会」がツブのブランド化を進める中、JALふるさとアンバサダーで、先任チーフキャビンアテンダントの小林千秋 さんもアドバイザーとし て参加しており、ツブのおいしさを全国に届けたいと昨年から取り組んできた。もへじはカルディコーヒーファームが扱う和食材の開発や仕入れなどを担う。カルディコーヒーファームは全国で約480店舗展開しており、今回の商品は全国のおよそ9割で販売される。
ツブは釧路市産の灯台ツブで、一つはツブと細切りにした道産コンブを一緒に漬けた「灯台つぶのラー油漬け」(50㌘、570円)。ラー油の辛みとツブのうま味のバランスが絶妙な味を引き出している。もう一つは「灯台つぶの醤(しょう)油(ゆ)漬け・青南蛮入り」(60㌘、678円)。ツブをしょう油ベースの甘辛いタレで煮込み、道産青南蛮(青唐辛子)のピリっと爽やかな辛みを加えている。
この日は二つの商品合わせて90個が午前11時に発売され、小林さんや同協議会の木下正明事務局長、吉田勝幸企画委員が店頭に立ち、買い物客に商品を説明した。吉田委員は「ツブを使った商品開発はこれまでもしてきたが、全国展開の商品はこれが初めて。全国の人に買ってもらい、釧路を訪れて実際にツブを 食べてもらいたい」と語った。JAL釧路支店の薬師寺俊充副支店長は「釧路のソウルフードとして釧路産のツブ貝がブランド化していくように、これからも発信していきたい」と話している。
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