石焼き芋を移動販売する「いもやこうの」(江別市、河野彩子代表)が19日に足寄町内のはたらくものづくり村かってば(南1ノ4)に出店し、自家栽培のサツマイモでつくった焼き芋を販売する。 2019年に江別市から足寄町へ移住し「お絵かき作家」として活動するわたなべ彩さんが主催。自身も「いもやこうの」の焼き芋の大ファンだったことから、十勝の人たちにも味わってほしいと企画した。
江別市在住の河野代表(44)は24歳の頃、幼い頃から興味のあった焼き芋屋を始め、11年に同市内で自ら新規就農。無肥料栽培で主にベニアズマの品種を育てている。今回はベニアズマ以外にも、春日農園(江別市)から仕入れた安納(あんのう)芋とシルクスイートも提供する。
当日は自家焙煎(ばいせん)コーヒーの店「珈琲座間屋」(座間ゆかり店主)も一緒に営業し、焼き芋に合う飲み物を用意する。
リンゴのような酸味の「コスタリカ イエローカツアイ 中いり」のほか、町内の阿部養蜂場の蜂蜜を使用した自家製レモネードに牛乳をブレンドする「レモン牛乳」、コーヒーチェリーの果皮から作ったシロップを炭酸水で割る「カスカラソーダ」などを提供する予定。
町内の高橋菓子店のパンと、陸別のゲゼレ工房のソーセージを使ったホットドッグなどの軽食も楽しめる。
河野代表は「十勝は初めての出店。今年は小さい芋も多いがぜひ皮ごと食べて。冷めてもおいしい」と来場を呼び掛けている。
営業は午前11時~午後5時。問い合わせは、わたなべさんへEメール(irodori44@gmail.com)で。
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