速読全国大会８連覇達成を工藤市長（後列中央）に報告し記念撮影する塾生ら

　函館市内の学習塾「個別指導Ｑ」（笠木誠塾長）の塾生６人らが１日、函館市役所を訪れ、速読全国大会で８連覇、通算９回目の全国１位になったことを工藤寿樹市長に報告した。

　連覇を達成したのは、教室単位で速読の能力を競う全国大会「スピードマスターズ教室対抗」（日本速脳速読協会主催）。年に２回開催し、今年９月の大会では、同塾が全国２３６４教室の頂点に立った。

　この日は、今年の２大会で好成績に貢献した、川村太一さん（函館大谷高１年）、發田智樹君（巴中２年）、澤田芽依さん（附属中１年）、笠木葵さん（附属小４年）、富樫菜奈さん（弥生小４年）、雨塚玲旺さん（北斗浜分小６年）の６人が来庁した。

　６人は各自の得意競技を工藤市長を前にデモンストレーションし、高速で回答していく姿に驚きの声が上がっていた。笠木塾長は「全国的にも塾生のレベルが高く、競争が一層の刺激となっている。速読に取り組むことで勉強面にも良い効果が表れている」と紹介した。

　工藤市長は「８連覇は素晴らしい。今後も継続して勉強などに生かしてほしい」と励ました。