北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

地ブリショップ好調 土産用塩ラーメンけん引 年明けも営業【函館】

好調な函館朝市地ブリショップをPRするスタッフ

 函館朝市えきに市場内にオープンしたブリのアンテナショップ「函館朝市地ブリショップ」が好調だ。7月の開店以来、ブリを加工した土産「函館ブリ塩ラーメン」が予想をはるかに上回るペースで売り上げを伸ばしているほか、朝市でも人流回復の傾向がみられ、観光客が押し寄せているためだ。当初は今月末で営業終了だったが、利用好調につき年明けも延長して営業する。

 一般社団法人ブルーコモンズジャパン(函館)が、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で開設。店内に4席の飲食スペースを設け、ご当地グルメの函館ブリ塩ラーメン(850円)、ブリたれカツ(250円)、ブリたれカツバーガー(450円)が食べられる。

 土産用の函館ブリ塩ラーメン(972円)は、今年度の「北海道新技術・新製品開発賞」の食品部門で大賞を受賞し、他にはない土産用ラーメンとして不動の人気を誇る。

 全国旅行支援と入国制限の撤廃で、朝市に観光客のにぎわいが戻ってきたことも大きい。1カ月の売り上げ目標100万円には届いていないが、夏の観光のピーク時期には100万円に近い数字を出し、観光利用が落ち込む冬季も土・日曜は好調を維持している。

 加工品のラインアップも増え、現在扱うのはブリのマリネトマト仕立て(648円)、ぶりハム(453円)、ブリてり焼(378円)、ブリ塩麹(こうじ)(同)、ぶりオイル漬け(250円)、ぶりマヨ(同)、ブリたれカツを作る際に使う真昆布だし(486円)も。このほか、雑貨では、はこだてさかなてぬぐい(880円)、さかなDEMITAウォールマグ(1650円)、ミニブリキーホルダー(220円)がそろう。

 飲食メニューは、ブリを使った体を温めるスープ系の料理を試作中で、年内の販売を目指す。

 事務局の高木桂佑さん(25)は「サラリーマンの昼食利用など地元の常連客も増えている。ブリの食文化を根付かせるには、地元客をもっと増やしたい。オイル漬けを購入し家庭で調理してもらうなどして、ファンを地道に増やしていきたい」と話す。

 年明けの営業終了時期は未定。今月~来年3月は午前9時~午後1時(飲食メニューラストオーダー午後0時半)。火・水曜定休。

関連記事

苫小牧民報

「男なのに」中傷はねのけ 苫小牧の小3年 3年間伸ばし ヘアドネーションに..

がんの治療などで髪を失った子どもの医療用ウイッグに髪の毛を提供するボランティア「ヘアドネーション」に協力するため、苫小牧市柏木町の中田知成君(9)=泉野小3年=が26日、豊川町の美容室「today...

函館新聞

SCSK北海道函館オフィスが開設、産学連携の拠点に【函館】

 IT大手SCSK(東京)の子会社で、システム開発やIT業務支援を手掛けるSCSK北海道(札幌、梶田清隆社長)が、道南における営業拠点として函館オフィスを函館市大手町に設置し、26日に開所式を開...

函館新聞

刻んだ歴史、次代に継承へ 遺愛学院本館が報道公開【函館】

 2018年から保存修理工事中の国の重要文化財「遺愛学院本館」(函館市杉並町)が27日、報道陣に公開され、復元した講堂やホールなどがお披露目された。新年度にも校舎としての利用を再開し、遺愛女子高...

十勝毎日新聞

3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング【上士幌】

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

十勝毎日新聞

キッチンカーも集結 全道の店、多彩な食提供 週末営業の「ストック」【新得】

 新得町内のコストコ再販店「STOCK(ストック)」(5南4、古川文将代表)が、全道各地から集まったキッチンカーでにぎわっている。営業が始まる週末の金曜午後5時前には、開店を待ちかねた町内外からの...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス