札幌市中央区狸小路2丁目の商業施設「狸COMICHI(タヌキコミチ)」が8月末のオープンから2カ月を迎える。十勝からも「ランチョ・エルパソ」(帯広)が出店しており、連日多くの客でにぎわっている。
帯広へ観光客呼び込みを

狸COMICHIの「ランチョ・エルパソ」。赤の壁面が目印
同施設は「道内各地の食文化を発信する横丁」を目指してオープン。2階建ての屋台風の建物にすしやスープカレー、ハンバーガー、ラーメンなど北海道を代表する多彩なジャンルの20店舗が入居している。
「ランチョ・エルパソ」は過去に札幌での出店経験があるものの、現在はこの1店のみ。太田洋一統括シェフは「以前お店に来ていただいたお客さまもいるし、札幌から帯広へ来てくれる観光客も多いので、そういう方々に喜んでもらえるのではと考えた」と出店理由を語る。オープンから1カ月半が経過し、「ラムチャパティなど予想以上にファンが多くて驚いた」と太田シェフ。本店名物でもある「くろぶたソーセージ盛り合わせ」やハンバーグ、白サラミなども人気だという。
1人でふらりと訪れる人や他の店舗との「食べ歩き」を楽しむ人、8人ほどの団体で訪れるケースなど、客層はさまざま。太田シェフは「札幌の方に帯広の食材や人柄を知っていただき、帯広への観光客が増えるお手伝いができれば」と話している。ランチは午前11時~午後3時、ディナーは午後5時~同11時。水曜定休。
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