ちゃんちゃん焼き堪能、外国人観光客訪れる コロナ禍以降初【豊浦】
米国とオーストラリアからの訪日観光客(インバウンド)6人が7日、豊浦町を訪れた。噴火湾とようら観光協会としては、コロナ禍以降初めてとなるインバウンドの受け入れ。一行は北海道の食文化に理解を深めていた。
5日に来日し、登別を経由して豊浦入り。同協会が提供する体験プログラムに参加し、豊浦で盛んなホタテの養殖について楽しく学んだ。TOYOURA世界ホタテ釣り選手権大会のホタテ釣り競技を体験した後、ベリーファームとようら(豊泉)に移動。昼食でイクラ丼とちゃんちゃん焼きを堪能した。
一行は初めて見るちゃんちゃん焼きに興味津々。スマートフォンを取り出し、写真に収めた。ビール入りのジョッキを口に運び、北海道の郷土料理を満喫。「おいしい。しょっぱくてビールが進むね」と満足そうな笑顔を見せていた。
食事を終えた一行は、渡島管内八雲町へ移動。餅つきを体験した。17日に帰国する予定で、今後は函館やニセコ、小樽、札幌、帯広を回り、道内各地の名産品を楽しむ。
同協会は「少しずつ問い合わせも増えている。コロナ対策を万全にして受け入れていきたい。豊浦の活性化につながれば」とインバウンドの回復に期待を寄せている。
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