湯鬼神が豪快に手筒花火を打ち上げた鬼花火＝１日午後８時２０分ごろ、登別温泉町の地獄谷展望台

　登別温泉街の夜を華やかに彩る「地獄の谷の鬼花火」（登別国際観光コンベンション協会、登別市主催）が１日夜、登別温泉町の地獄谷展望台で開幕した。ロングラン開催は３年ぶり。湯鬼神が手筒花火を豪快に上げ、多くの観光客を楽しませた。

　今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、各回完全予約制、先着５００人限定とし、会場でのマスク着用も義務付けた。

　初日はオープニングセレモニーが行われ、同協会の唐神昌子会長が開会を宣言。どらの音に合わせて剣と鈴を手にした湯鬼神が登場し、鬼踊りを披露。クライマックスでは、展望台の階段に並び、迫力満点の手筒花火を夜空に打ち上げた。

　１０月２７日までの毎週木曜日（９月２２日除く）午後８時から行う。観覧予約は当日の午後２時から各宿泊施設や同協会に設置しているＱＲコードでできる。１回の申し込みにつき４人まで。気象や新型コロナ感染状況などにより、内容の変更や中止とする場合がある。

　問い合わせは同協会、電話０１４３・８４局３３１１番へ。