【日高】ホッカイドウ競馬の第４回５日目が終了し、同日までの売上総額は１１４億８３７３万８６９０円に上るなど、今シーズンも好調だ。５日目の２日は、総額13億９８４５万３５５０円を売り上げた。

　同日には第26回北海道スプリントカップ（統一ＧⅢ、ダート１２００㍍）が行われ、中央競馬の武豊騎手、秋山真一郎騎手、柴田善臣騎手が参戦したこともあり、同レースの売り上げ額は６億８７６１万８３００円を記録した。

　今年は入場者の事前応募はなく、場内滞留人数の上限を１３００人に制限して開催している。

　第４回のレースは初日に３９６人、２日目４５９人、３日目２３３人、４日目３６０人が現地で観戦。５日目は上限に迫る１２２２人が目の前で迫力のあるレースを楽しんだ。

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【日高】ホッカイドウ競馬の第26回北海道スプリントカップ（統一ＧⅢ、ダート１２００㍍）が２日、３歳以上10頭が出走して門別競馬場で行われ、千歳市・社台ファーム生産の中央馬ダンシングプリンス（落合玄太騎手）が１分10秒６のタイムで優勝し、１着賞金２２００万円を獲得した。落合騎手は道営所属。

　ダンシングプリンスはスタートからダッシュを利かせて先頭に立ち、そのままゴールまで押し切り、中団追走から追い込んだ３番人気スマートダンディーをクビ差振り切って優勝した。

　落合騎手は「馬が強いのはわかっていたが、プレッシャーも感じていた。がむしゃらに乗っていたので優勝してホッとしている。応援よろしくお願いします」とコメントした。

　結果は次の通り。

　②スマートダンディー（秋山真一郎騎手、浦河町・三嶋牧場）③リュウノユキナ（柴田善臣騎手、新ひだか町静内・藤川ファーム）④ヒロシゲゴールド（武豊騎手、同三石・斉藤正男牧場）⑤スティールペガサス（阿部龍騎手、同静内・グランド牧場）

　ダンシングプリンスは父パドトロワ、母リトルブレッシング（母の父バブルガムフェロー）の牡６歳。馬主・吉田千津氏、調教師・宮田敬介師（美浦）。戦績は14戦10勝、総取得賞金は２億４２７４万９３００円。主な勝ち鞍は21年カペラステークス（ＧⅢ）、22年リヤドダートスプリント（海外ＧⅢ）。

５月31日の浦河ロータリー60周年記念特別＝ホッカイドウ競馬提供＝

北海道ＳＣ後行われた表彰式