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釧路新聞

「音別ふき蕗(ふき)団」今季初収穫【音別】

大きく育ったフキを刈り取る高橋さん

 釧路市音別町の特産品フキを利用した地域活性化に取り組む「音別ふき蕗(ふき)団」(伊藤まり代表理事)が18日、同町内の畑で今季の初収穫を行った。伊藤代表は「今年度も新しい商品の販売を計画している。音別のおいしいフキをもっと広めていきたい」と意欲を示している。

 同団体は、フキの生産、販売を通じて音別地域の知名度向上や雇用創出に取り組んでおり、活動は5年目を迎える。主に「蕗まつり」での販売や直売を中心に行っていたが、2020年からは西日本を中心に展開する「グリーンコープ生活協同組合」の宅配販売品として採用されたほか、フキのピクルスとして商品化した「瑞(みず)音(ね)」を期間限定で販売するなど、地域内外に音別産フキの魅力を広めている。

 この日はスタッフら約10人が、午前9時から刈り取りを開始。切り口からは音別の清らかな水があふれ、畑には食欲をそそる濃厚なフキの香りが漂っていた。昨年度に比べて1週間ほど早い刈り入れとなったが、同団体理事の高橋昭司さんは「春先の気温が低かったため伸びは少なめだが、よく育っている」と太鼓判を押した。

 今年度は新たな加工品としてフキのつくだ煮の販売を予定しており、伊藤代表は「この5年間で加工品の販売や新たな販売ルートの開拓など、着実に一歩一歩前進することができた。これからもフキを通じて、就労の場の提供や地域活性化に取り組んでいきたい」と話していた。

 この日収穫した約180㌔のフキは、すべてグリーンコープ生活協同組合で販売するために出荷。直売は19日から開始し、1㌔500円で販売する。  問い合わせは090(1526)9935へ。

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