ヤマメ釣りやハイキング楽しむ【平取】
【平取】振内自治会主催の「子どもの日親子ハイキング」が5日行われ、同地区の小中学生と関係者ら総勢40人が参加し、春の日差しを受けながらハイキングを楽しんだ。
新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった。例年、振内青少年会館から岩知志の釣り堀・仁世宇園(佐々憲一代表)まで歩き、ヤマメ釣りを楽しみ、釣ったヤマメをから揚げにしてもらい昼食となるが、釣り堀客も多いことから密を避けるため、いつもと逆のコースをとることとした。
この日は気温も高く好天に恵まれ絶好の行楽日和。参加者はバスで同会館から仁世宇園へ行き、ヤマメ釣りを楽しんでからハイキングをスタートした。
ハイキングは、仁世宇園を出発し、国道を通ると危険なため裏道約7㌔を歩き、振内鉄道公園を目指した。
青空のもと、白いコブシやピンクの山桜が点在する野山を眺めながら、約2時間かけてのんびりと散策。新緑の山道で春の息吹を満喫した。
仁世宇園では、子どもたちが楽しみにしていた釣りに挑戦。イカを小さく切った餌を付けてもらい、慎重に竿をおろすと次々に大物が銀鱗を躍らせ、周辺には歓声が広がった。釣り上げたヤマメは、歩いて目的地に着く間にから揚げに調理され、昼食時にみんなで美味しく味わった。
振内小4年の冨田京君は「から揚げがうますぎ」と笑顔を見せ、「天気がよくて暑かったけど頑張った。足が疲れた」、同6年の川上りこさんは「すごく暑かった。豚汁、から揚げがとても美味しく、楽しい1日になった」と話した。
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