【新ひだか】町内の剣道場・三石翔武館（野口誠館長）に所属する小学生５人が、４月24日に十勝管内音更町で開かれた第15回清柳杯少年剣道大会（音更柳町剣道少年団主催）の小学生高学年の部で団体優勝した。同大会は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、３年ぶりの開催。

　全道から25チームが出場。予選各リーグ１位の６チームが決勝トーナメントに進み、三石翔武館はリーグを全勝突破し、決勝トーナメントで札幌龍心と太平南に勝利。決勝戦は前回優勝の強豪、新十津川尚武会。

　決勝では、先鋒佐藤成之助君（様似小４年）、次鋒野口愛乃さん（三石小５年）、中堅池田美咲さん（同６年）、副将池田千尋さん（同５年）、大将深澤魁君（荻伏小６年）が出場し接戦を制した。

　大将を務めた深澤君は「先鋒から大将までつないだ試合となり、チームが一丸となって稽古してきた成果を出し切った。野口館長や、日々稽古をつけてくださる先生方の指導を基に、これからも頑張りたい」と気を引き締めていた。

　野口館長は「強豪の新十津川尚武会を相手に全員がよく頑張った。来月19日に伊達市で開催の第46回北海道道場少年剣道大会に向けて稽古を重ね、いい結果を残してほしい」と期待をした。

全道優勝を喜ぶ三石翔武館の小学生メンバーと野口館長（左）