【日高】５日のこどもの日を前に、門別総合町民センター敷地内に「門別中央冒険広場」がリニューアルオープンした。初日の４月29日は、オープンを心待ちにしていた子どもたちが大勢訪れ、新しくなった屋外遊具を満喫した。

　経年劣化で痛みがひどく昨年８月から使用不可となっていた大小10基の遊具を撤去し、新たに舟形遊具、ターザンロープ、ウィンドランド（流木渡り風遊具）、築山、ベンチ６基を設置。

　午前10時のオープン宣言で町教委社会教育課の伊藤博教課長は「広場は冬も遊べて、新しくできた築山は、ソリすべりができる。約束を守って仲良く楽しく利用してほしい」とあいさつした。

　この日は、新型コロナウイルス感染拡大防止で閉鎖となっていた教育施設もあったが、50人近くの子どもたちが集まり、広い屋外で歓声を上げ築山からは転がって遊び回るなど、いろいろな遊具を楽しんでいた。

　宮崎恵茉（えま）さん（富川小５年）は「楽しみにしていたので、オープンしてうれしい。たくさん遊びに来たい」。宮崎丈（じょう）君（同３年）は「新品の遊具や山ができてうれしい」。倉貫帆奈（はんな）さん（同）は「ターザンロープや山で遊べて楽しかった」と話した。

元気な子どもたちの歓声が聞こえる「冒険広場」