エゾヤマザクラ開花【浦河】
道南の松前町で、21日にソメイヨシノが開花し、北海道にサクラ前線が上陸した。浦河町西舎の障がい者支援施設浦河わらしべ園では22日、前庭にある大木のエゾヤマザクラの開花を職員が確認し、かわいらしいピンクの桜が春の訪れを告げている。
サクラ前線は、3月中旬の福岡県からスタートし、その後順調に北上。全国的にみると、平年より3日前後早い開花となっている。道内では、3月に冬型の気圧配置が長続きせず、気温が高めに経過。月平均気温も平年より高くなったことから、平年より1週間前後早い開花となる地域が多く予想されている。
日本気象協会の最新の開花予想では、浦河町のサクラ開花は平年よりも8日早く4月30日で、満開予想は平年よりも6日早い5月5日と予想している。
西舎の国道236号線沿いの障がい者支援施設浦河わらしべ園では、前庭にある大木のエゾヤマザクラの開花を22日職員が確認。同園のサクラは毎年、町内の平地で一番早く花が咲くことで知られ、利用者の家族や地域住民らも一足早いサクラの開花を楽しみにしている。今年は、昨年よりも3日遅い開花となったが、陽当たりの良い南側の枝を中心にピンクの花をほころばせている。
新型コロナウイルス染拡大防止のため2年連続で中止となっていた「優駿の里浦河桜まつり」が今年、5月3日、4日の2日間の日程で開催する。これに合わせて、夜の「優駿さくらロードライトアップ」は29日~5月8日の午後6時半から午後9時の時間で行われるほか、「オバケ桜」行き連絡バスも27日~5月5日までの期間で運行する。 また、管内で最大の観光集客がある新ひだか町「しずない桜まつり」は30日から5月5日までの期間で開催する。
関連記事
餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】
帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...
夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】
帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。 約2万個のLED(発光ダイオード...
新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】
帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
4函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
5これからも進化を 喜びに沸く下河辺牧場【日高】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】