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十勝毎日新聞

新年度 管内企業トップ訓示【十勝】

 新年度を迎え、十勝管内の多くの事業所で入社式が開かれている。この数日で行われた3社の式でのトップ訓示を紹介する。

伴走型の支援を-帯広信用金庫 高橋常夫理事長

 創業以来、「徹底した十勝主義」を掲げ、道内他地区に進出することなく事業を展開してきた。全国で屈指の成長の可能性を持つ十勝の経済を支えるため、当金庫が存在していることを肝に銘じてほしい。お客さまを笑顔にし、活力ある地域をつくり、自らの自律的成長を絶えず心掛け、一番近くにいる金融機関として「伴走型の支援」が行える金融人へと成長してほしい。(1日、本部第2ビル)

適量販売が重要-ダイイチ 若園清社長

 世界情勢による原油高騰などで諸物価が上昇し、「生活防衛」の言葉もよく耳にする。価格政策の努力をしながら、適量販売への対応力が重要となる。個食対応など手間はかかるが、それが差別化になる。当社は奇をてらわず、消費者の日常生活に寄り添うスーパーを目指しており、社会インフラの役割が求められている。使命と思って頑張ってほしい。(3月31日、ホテルグランテラス帯広)

地域サービスへ-宮坂建設工業 宮坂寿文社長

 今年の方針は宮坂建設工業から宮坂地域建設サービスになること。地域サービス、公共インフラや民間建築に対する提言、アプローチを徹底的にやっていく。24時間体制の防災建設業としては、防災対策部を新設して強化する。5月21日に創業100周年を迎える。皆さんで新しい風を吹かせてほしい。仕事が楽しくなれば人生は楽しくなる。勉強をしっかりしてほしい。 (1日、北海道ホテル)

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