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函館新聞

ふっくりんこ3年連続特A 良質米生産へ気を引き締め【函館】

POPを手に3年連続特A獲得をアピールするスタッフ(あぐりへい屋)

 日本穀物検定協会(穀検、東京)が発表した2021年産米の食味ランキングで、道南ブランド米「ふっくりんこ」が最高位の「特A」を3年連続で獲得した。道南の産地関係者は全国最高の評価を得て喜ぶとともに、22年産も良食味のコメ生産に気を引き締めている。

 ランキングは今回で51回目。白飯の食味試験で産地品種ごとに特A、Aなど5段階で格付け。外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目が評価項目となっている。今回は44道府県の152産地品種が対象で、このうち特Aは、ふっくりんこを含む42で、天候不順の影響で前年より11減り大幅減となった。

 ふっくりんこは15年、16年産は特Aだったが、17、18年産は特Aを逃し、19年産に特Aに返り咲き、20、21年産でも維持した。このほか、道産米は「ななつぼし」が12年連続、「ゆめぴりか」が11年連続で特A評価を受けた。

 ふっくりんこの作付けが全体の6割を占めるJA新はこだての農産物直売所「あぐりへい屋」(北斗市東前)では、売り場にPOP(広告)を掲げ、特A獲得をアピール。同店は2月9日のふっくりんこの日から「函館育ち ふっくりんこ」について、増量キャンペーンを展開しており、10キロは600グラム増、5キロは300グラム増で提供している。今月末まで続ける。

 JA米穀畑作課の三浦治課長は「3年継続して最高評価をもらえたことは、生産者のモチベーションにもつながる。十分においしいコメだと評価も定着してきたと思うので、一層良いコメ作りを進めたい。新型コロナウイルスの影響でコメ余りが続いており、特Aを追い風に地元での消費を伸ばしていきたい」と意気込んでいる。

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